• 借りたことのないお金の肩代わりを・・・

    • 私は半世紀近く生きてきて、借金をしたことが何度もあるのですが、その中でも自分の無知から借金してしまって、後悔している事についてお話ししてみたいと思います。

      私はどちらかというと裕福な家に生まれて、親のスネをかじって何不自由なく大学まで卒業させてもらい、そこそこの中小企業に入社する事が出来ました。
      当時は今ほど景気が悪くはなくて、その会社も順調に経営しているように思われました。

      そんなとき会社の常務から、君に頼みがあると言われて信用金庫のカードローンを作る事になりました。手続きは全部やるから名前だけ貸してくれと言われて、会社役員からの頼みだったのもあり、まだ青かった私は、了解して、カードと通帳まで渡してしまいました。もちろん自分ではお金はおろしていなく、ただ口座を作る為だけと勘違いし、いつしか忘れてしまっていました。

      ”大丈夫!管理は全部経理でやるから”と言っていたことで、余計に信用してしまったのかもしれませんが、今にして思えばまったくもってバカにもほどがあると、思い出すたび自分が情けなくなります。

      数年後、そんなことは忘れていた私に、驚きのニュースが飛び込んできました。会社の倒産でした。まさに寝耳に水。会社の寮に住んでいた私は、ある日突然仕事と住居を失ってしまったのでした。

      取引先の大手メーカーから、たくさんのトラックがやって来て機材を回収しに来て騒然としているなか、カードローンのことが心配になった私は経理へ急ぎ向かいました。そこで経理担当の人から言われた衝撃のひと言が、未だに心に刻み込まれています。

      ”そのカードローンの通帳とカードは預かっているけど、常務が勝手にやっていた事で、経理はノータッチです。会社とは関係ありません”と言われてしまいました。しかも通帳には未だ50万円近くの借り入れが残っていたのです。

      役員でもある常務は何処かへ消えてしまい、結局、私名義の借金を私が返済することになってしまったのです。それからつらい日々が続きましたが、なんとか乗り越えることができましたが、本当に軽卒だったと後悔しています。

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